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京都・祇園祭、長刀鉾「社参の儀」 白馬の稚児らりりしく

沿道の市民らが見守る中、ゆっくりと祇園石段下を進む長刀鉾の稚児(13日午前10時40分、京都市東山区)
沿道の市民らが見守る中、ゆっくりと祇園石段下を進む長刀鉾の稚児(13日午前10時40分、京都市東山区)

 祇園祭・前祭(さきまつり)の山鉾巡行(17日)で先頭を行く長刀鉾の稚児が13日、「社参の儀」に臨んだ。午前中に30度を超える真夏日となった中、京都市下京区四条通烏丸東入ルの長刀鉾の会所から、馬に乗って東山区の八坂神社へ向かった。

 早朝からおしろいの化粧を施した稚児の林賢人君(10)は、午前10時に白馬にまたがって会所前を出発。稚児を補佐する禿(かむろ)の桐原真優君(9)と小嶋啓太君(9)が歩いて先導し、長刀鉾保存会の関係者たちが裃(かみしも)姿で続いた。約40分かけて八坂神社に到着し、正門に当たる南楼門をくぐって本殿に上がった。儀式では、神職から神木の杉の葉をくるんだ「杉守り」を授かった。森壽雄(ひさお)宮司(69)は「稚児と禿の3人が力を合わせて頑張ってほしい」と呼び掛けた。

 社参の儀は「お位もらい」とも言われ、この日から「正五位、少将」の位を得て、10万石の大名並みの格式を持つようになるという。儀式を終えた稚児は、長刀鉾の町内で「神の使い」として扱われる。

【 2017年07月13日 13時49分 】

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