出版案内
福祉事業団

京都駅東側にアート屋台施設 期間限定18年開設

京都市立芸術大の移転予定地で運営される「崇仁新町」のイメージ。地元のまちづくり団体が運営し、学生らがイベントの企画、実行に関わる
京都市立芸術大の移転予定地で運営される「崇仁新町」のイメージ。地元のまちづくり団体が運営し、学生らがイベントの企画、実行に関わる

 京都市は14日、下京区・崇仁地域の市立芸術大移転予定地で、屋台風店舗を並べ、アート行事を行う施設「崇仁新町」を設け、来年2月1日から本格運営すると発表した。地元のまちづくり団体が移転工事が始まるまでの2年半、市有地を無償で借りて運営する。学生が施設のデザインやイベントの企画に関わることで、移転に先駆けて芸術文化を発信し、市立芸大と地域の融合を図る。

 崇仁新町は、塩小路高倉南東角の空き地約1千平方メートルに、「同席した人が肩を寄せ合って語らう横町」を目指し、飲食・物販の屋台30店を並べる。年中無休で、観光客や住民ら1日約2千人の来場者を見込み、朝市や夜市も計画する。

 市立芸大の学生が、コンテナやウッドデッキを活用した建物の配置やテーブルなどのデザインを考案した。広場やステージで催される芸術文化のイベントについて、企画や実行、広報などを担うという。

 崇仁学区の自治連合会理事やまちづくりに関わる大学教授らでつくる一般社団法人「渉成楽市洛座」(下京区)が運営し、企業協賛金やテナント料などで5千万円の初期投資と年1千万円の事業費を賄う。12月22日から順次、イベントを手掛ける。

 中京区の市役所で記者会見した渉成楽市洛座の池田正治代表理事は「若い世代の流出が続いてきたが、市立芸大移転とその先駆けになる崇仁新町を契機に、地域や大学が力を合わせて新たなまちづくりを進めていきたい」と話した。門川大作市長は「京都駅東側地域は課題を抱えていた地域だが、現代アートや多文化共生の象徴的な場所にしようという機運が高まっており、支援していきたい」と意気込みを述べた。

【 2017年11月14日 23時08分 】

ニュース写真

  • 京都市立芸術大の移転予定地で運営される「崇仁新町」のイメージ。地元のまちづくり団体が運営し、学生らがイベントの企画、実行に関わる
京都新聞デジタル版のご案内

    地域のニュース

    全国のニュース

      政治・社会

      NZ地震7年、被災地で追悼式典
      日本人遺族も参列

      20180222000033

       【クライストチャーチ共同】日本人留学生28人を含む計185人が犠牲となったニュージーラ..... [ 記事へ ]

      スポーツ

      フィギュア宮原の恩師、夢の金へエール

      20180222000041

       21日の平昌冬季五輪フィギュアスケート女子ショートプログラムで、宮原知子(19)=関西..... [ 記事へ ]

      経済

      日本の車市場「閉鎖的」
      米、大統領経済報告で批判

      20180222000009

       【ワシントン共同】トランプ米大統領は21日、初の大統領経済報告を議会に提出した。「米国..... [ 記事へ ]

      観光・社寺

      「嵐電」舞台に映画製作 京都、ヒロインに大西礼芳さん

      20180221000137

       京都市内を走る京福電鉄(嵐電(らんでん))を舞台にした映画「嵐電」が来年初夏の公開を目..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      「宇治学」の授業を報告  京都、教員らフォーラム

      20180221000032

       京都府宇治市の小中学生が地域について学ぶ総合的な学習「宇治学」のフォーラムが20日、同..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      大きな鼻は男らしさの証し
      テングザル調査、京大

      20180222000017

       てんぐのような鼻を持つテングザルは、鼻が大きく長いほど繁殖能力が高いとみられ、体格も良..... [ 記事へ ]