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ロボットで琵琶湖底の遺跡地図 滋賀のNPO作成へ

湖底遺跡の撮影に使用する水中ロボット「ほばりん」=海上技術安全研究所撮影
湖底遺跡の撮影に使用する水中ロボット「ほばりん」=海上技術安全研究所撮影

 大津市の認定NPO法人「びわ湖トラスト」などは26日から、滋賀県長浜市湖北町沖にある葛籠尾崎(つづらおざき)湖底遺跡の地図作りに乗り出す。水深70~80メートルの湖底にある遺跡には、縄文時代から平安時代にかけての土器が沈んでいることが知られており、遺物の分布を明らかにする初の試みになる。

 日本財団の支援を受け、同法人が国立研究開発法人の海上技術安全研究所(東京都三鷹市)と共同で調査する。同研究所のホバリング型水中ロボット「ほばりん」を使い、葛籠尾崎沖約500メートル付近で、約9万平方メートルの湖底を写真撮影して遺物の数や分布状況を調べる。緯度経度や深度も測定し、撮影した写真を貼り合わせて地図化する。

 同遺跡では昨年末、立命館大グループが7世紀ごろの土器の水中撮影に成功した。同大学上席研究員でもあるびわ湖トラストの熊谷道夫事務局長は「なぜ千年以上前の遺物が、壊れたり、埋もれたりすることなく沈んでいるのか。地図化は謎を解く手がかりになるかも」と期待を寄せる。

 6日間の調査のうち、6月30日と7月1日に小学5年以上の学生見学者を2~3人募集する。希望者は22日正午までに同法人ホームページかファクス077(572)7265で申し込む。

【 2018年06月21日 11時20分 】

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