竹野学区の運動会で毎年、行われる聖火リレー。住民らに見守られながら走る竹野小の児童(9月20日、京都府京丹波町高岡)

竹野学区の運動会で毎年、行われる聖火リレー。住民らに見守られながら走る竹野小の児童(9月20日、京都府京丹波町高岡)

 東京五輪の聖火リレーで詳細なルートと顔ぶれがこのほど、明らかになった。京都府南丹市と京丹波町は災害復旧を理由にルートから外れた。残念がる声も上がる一方、同町竹野地区では五輪に関心を持つ機会にしようと、竹野小と住民が合同で毎秋行う「竹野大運動会」で、手作りの聖火リレーが脈々と続いている。
 ロンドン五輪のあった2012年、当時の同小校長が「子どもたちに聖火を見せたい」と語ったのをきっかけに、住民でつくる竹野活性化委員会のメンバーが始めた。
 8回目の今年は9月20日に行った。地区内の神社で安全祈願した後、木製の器具で火をおこして採火。ろうが塗られたトーチに火を付け、地元の水戸集落センターを出発した。同小6年の5人全員を含む12人が、同小までの1・5キロの田園風景の中を駆け抜けた。
 6年の男児(12)は「聖火ランナーが通らないのは残念だけど、竹野から東京五輪を盛り上げたい」と笑顔だった。同委員会事務局長の男性(54)は「今後も子どもたちに五輪を身近に感じられる企画を考えたい」と話している。