首里城の火災を受けて、唐門近くで出火したとの想定で行われた消防訓練(京都市中京区・二条城)

首里城の火災を受けて、唐門近くで出火したとの想定で行われた消防訓練(京都市中京区・二条城)

 10月に首里城(那覇市)で起きた火災を受け、京都市中京区の二条城で17日、消防訓練が行われた。城事務所の職員や中京消防署員、中京消防団・教業分団員の約60人が、文化財の焼失を防ぎ、来場者の安全を守るための手順を確かめた。
 訓練は、重要文化財・唐門そばの植え込みで出火し、近くの樹木に燃え移ったとの想定で開始。山口薫副所長の号令を受け、事務所職員が消火栓などによる初期消火を行い、消防署員も放水した。水幕を張り、唐門への延焼を防ぐ「ドレンチャー」も作動させた。
 北村信幸所長は「大規模な火災に備え、ハードとソフト両面の対応を進めたい。国宝や重要文化財における防火設備の拡充となれば、国の許可が必要になるため、方法を含めて検討したい」と話していた。