滋賀県草津市の農業用排水路などで昨年8月に男性の切断遺体が見つかった事件で、殺人や死体遺棄罪などに問われ、大津地裁の裁判員裁判で懲役25年の判決を受けた焼き肉店経営杠(ゆずりは)共芳被告(69)の弁護側は17日、判決を不服として大阪高裁に控訴した。

 公判では、被告の犯行を示す直接証拠が提出されず、弁護側は全面的に無罪を主張したが、判決は状況証拠を積み重ねた検察側の主張を認めた。

 判決によると、昨年8月6~9日ごろ、守山市の自宅兼店舗か周辺で、知人の無職中川直(すなお)さん=当時(69)=を何らかの方法で殺害。遺体を切断し、草津市の農業用排水路に捨てるなどした。