笹岡由梨子さんの作品「Swiss」      

笹岡由梨子さんの作品「Swiss」      

 京都市は、インターネットで資金を集める「クラウドファンディング(CF)」を活用した若手芸術家支援の寄付金を募っている。ふるさと納税の仕組みを取り入れ、寄付した人は所得税と住民税が一部控除される。
 市は、京都で活動する若手芸術家の創作や経済面を支援するためにCFの活用を企画した。目標額は500万円で18日現在、49人から265万5千円が集まっている。
 寄付金は、来年1月17~19日、台湾で開催される国際的なアートフェア「台北當代(タイペイ・ダンダイ)」に若手2人の作品を出展する費用や渡航費などに充てるという。
 出展するのは市芸術新人賞などを受賞し、ギャラリーに所属していない複数の若手作家の中から彫刻作家の谷中佑輔さん(31)と、映像作家の笹岡由梨子さん(31)。返礼は寄付額に応じ、京都市内で開催予定の展覧会招待や作品のプレゼントを予定している。
 寄付はCFを運営する企業「READYFOR」のホームページで25日まで受け付けている。市文化芸術企画課は「若手アーティストの社会的な評価が高まる支援にしたい」としている。