店内では市内の作家らが作った雑貨なども販売している

店内では市内の作家らが作った雑貨なども販売している

「ほっこりカフェ みちぐさ」でランチの準備をする周榮明美さん(木津川市木津清水)

「ほっこりカフェ みちぐさ」でランチの準備をする周榮明美さん(木津川市木津清水)

 京都府木津川市木津清水にこのほど「ほっこりカフェ みちぐさ」が開店した。かつて商店街としてにぎわった市役所近くの一帯は、店が減って高齢化が進む。お年寄りが立ち寄れる場所をつくろうと、古くから営む化粧品店が開き、地域の憩いの場になろうとしている。

 45年前から営む化粧品店「ベルサロン マリモ」が倉庫にしていた隣の建物を改装し、9月にオープンした。
 店主の周榮(しゅうえい)清隆さん(70)によると、周辺はかつて40店以上が並ぶ商店街だったが、今では3店ほどになったという。住民も高齢になり、足を運ぶ所も減ったことから、ちょっと休んでもらえる場所にしようと妻の明美さん(66)の発案でカフェを開いた。
 明美さんが切り盛りし、手作りの料理にこだわる。朝はモーニングセット(500円)、昼は日替わりランチ(600円)などを用意。若者に人気のタピオカドリンクも置く一方、地域のお年寄りらに向けて弁当を作って宅配もしている。
 「高齢の方に『ちょっとしんどいので休ませて』『トイレ貸して』という使い方をしてもらっても大丈夫」という。市内の作家らが作った雑貨を販売するコーナーも設けた。
 開店から3カ月だが、常連客もできた。明美さんは「店名通り、ちょっと立ち寄ってゆっくりしてもらえたら」と話している。
 営業時間は午前10時~午後4時。木、日曜休み。