カルピス生みの親・三島海雲を解説する大越洋二さん(京都市下京区・龍谷大大宮キャンパス)

カルピス生みの親・三島海雲を解説する大越洋二さん(京都市下京区・龍谷大大宮キャンパス)

 発売開始100年を迎えた乳酸菌飲料「カルピス」がテーマの特別講義が19日、京都市下京区の龍谷大大宮キャンパスであり、商品開発と社会貢献についての議論が行われた。
 冒頭、アサヒ飲料常務執行役員の大越洋二さんがカルピス生みの親・三島海雲(1878~1974年)の生涯について解説した。
 現在の大阪府箕面市の浄土真宗本願寺派の寺に生まれ、龍大の前身・文学寮と高輪仏教大で学び、「私心を離れ社会への思いから『国利民福』精神で事業展開した」と話した。
 内モンゴルの遊牧民の活力源・酸乳に着想を得て、1919年7月7日に日本初の乳酸菌飲料として発売。関東大震災の被災者にカルピスを配るなど、社会奉仕にも傾注した。
 入澤崇学長は「大志を持ち続けて社会への思いを実践し、事業と両立させた大先輩に学んで」と訴えた。