発達障害者の適職を案内するサイトのイメージ図を持つ朝倉さん(京都市中京区)

発達障害者の適職を案内するサイトのイメージ図を持つ朝倉さん(京都市中京区)

 発達障害のある人が自分に適した職業を見つけられる無料サイトを作ろうと、京都市の心理カウンセラーがクラウドファンディング(CF)で制作資金を募っている。サイトでは利用者の得意不得意を分析し、強みを生かせる職業を提示するといい「就職先や職場環境に悩む当事者が生き生きと働ける手助けをしたい」と支援を呼び掛けている。

 CFを募っているのは、発達障害と精神障害に関するカウンセリングや講演活動をしている朝倉美保さん(40)=中京区。34歳で発達障害の診断を受けた。発達障害があると得意不得意の差が大きいとされるが、朝倉さんは診断されるまで自分の特性に合わない仕事や職場環境で無理を重ね、うつ病を発症した。
 自身の経験などから就労で悩む当事者を支援したいと考え、適職を案内するサイト「凸凹じぶんなび とことこ」を企画。利用者が質問に答えると、長所と短所を導き出して強みを生かせそうな職業を自動的に表示してくれる。
 サイトは無料で利用できるが、より自分に合った職業や支援を見つけたい利用者のために、専門家が個別相談に応じる有料サービスも用意する。
 CFは25日までで、目標額は144万6500円。19日段階で約40万円不足しており、目標に到達しない場合はサイト制作は中止する。朝倉さんは「就労でつまずいた人や将来の仕事を不安に感じている当事者が一人で悩みを抱え込まなくて済むよう、気軽に利用できるサイトを作りたい」と意気込む。
 CFに関してはhttps://readyfor.jp/projects/kirari01から。