国土交通省近畿運輸局は19日までに、滋賀県内2地区のタクシー運賃の引き上げを認め、新たな運賃体系を示した。来年2月1日から適用される。

 値上げは、近年の消費税増税分を転嫁した運賃改定を除くと約6年ぶりで、人手不足が深刻化しているタクシー業界の待遇改善が主な理由。併せて、初乗り距離を短くして需要を喚起する「ちょい乗り」運賃を導入する。
 大津市域地区は、普通車の上限運賃が現行の「1・3キロまで540円」から、「1・2キロまで500円」となる。加算運賃(230メートルごとに80円)は236メートルごとに90円に改める。
 大津市を除く県内の地区は、普通車の上限運賃を「1・2キロまで540円」から「1・1キロまで500円」に変更。241メートルごとに80円だった加算運賃は242メートルごとに90円かかる。
 タクシー運賃は、値上げを申請したタクシー会社の総所有台数が営業地区内の7割を超すと運輸局が審査を開始する。県内2地区の申請はいずれも2月末時点で9割近くに達していた。