中国で開所した「京都ハウス」に訪れた現地の人たち(中国・上海市)=京都府提供

中国で開所した「京都ハウス」に訪れた現地の人たち(中国・上海市)=京都府提供

 中国沿岸部で京都の伝統工芸品などを展示販売する拠点「京都ハウス」が19日、上海市に本格オープンした。京都府と連携協定を結ぶ中国の投資会社、復星国際(フーシン)が開設し、現地消費者に京都の魅力を発信する。


 フーシンは、製薬、不動産など傘下に幅広い事業会社を持ち、日本でもレジャー・宿泊施設などに投資している。5月に府と京都の工芸品の販売促進や文化発信で相互協力する協定を結んだ。
 京都ハウスは上海の金融街の中心で同社の本社ビルも入るショッピングモール1階に開設。売り場は約250平方メートルで、府が関わる海外の京もの専門店としては最大という。
 第1弾では漆器や陶器、和雑貨、清酒などを手掛ける府内の18事業者が約80点を出品。府は今後、販路開拓も支援する。現地では同日に式典があり、西脇隆俊知事が出席した。京焼・清水焼と神仏具の職人4人の製作実演や商談会も始まった。