橋板が流され、流木が引っ掛かったまま残る「流れ橋」(八幡市上津屋)

橋板が流され、流木が引っ掛かったまま残る「流れ橋」(八幡市上津屋)

 京都府は、10月の増水で橋板などが橋脚から外れた木津川の流れ橋(上津屋橋、京都府八幡市・久御山町)の復旧を急いでいる。2016年に流れにくいよう改修してから2度目の被災だが改修の効果は出ているとし、20年春の通行再開を目指している。
 流れ橋は時代劇など映画やテレビのロケ地として知られる。長さ356メートル、幅3・3メートルで、増水時には、ワイヤで橋脚とつながった橋板や橋桁が流れる。台風19号の雨で10月12日に流れ、現在は通行止めの状態が続いている。
 府は、復旧予算を確保できたことから19年中に業者を選定し、国との調整を経て20年2月ごろの工事着手を目指す。府山城北土木事務所は「春先までには完成させたい」としている。
 流れ橋は11年から4年連続で流失したため、橋をかさ上げしたり橋脚の間隔を広げたりして流れにくいように改修した。改修後、17年10月の台風21号時にも流れたが、同事務所は「以前なら流れるケースに2、3度耐えており、改修の効果は出ている」としている。