初の都大路に臨む立命館宇治高の池田監督(左)。恩師の荻野総監督から指導方法を学んでいる=同高グラウンド

初の都大路に臨む立命館宇治高の池田監督(左)。恩師の荻野総監督から指導方法を学んでいる=同高グラウンド

 22日号砲の全国高校駅伝に31年連続出場する女子の立命館宇治高監督に今年就任したOGの池田恵美さん(36)が、総監督の立場になった荻野由信氏(71)の下で指導者として経験を積んでいる。選手時代は2年生で全国優勝を経験した。監督として全国優勝3度を誇る恩師の手腕を学びつつ、初めての都大路に臨む。


 2年だった2000年に出場した同駅伝では1区2位と好走し、同高の初優勝に貢献した。だが翌年は足首に痛みが出て直前まで十分に走れなかった。それでも当時監督の荻野氏はエースとして1区に起用。連覇は逃したが、池田監督は「リスクを冒して起用してもらったことに感謝しかなかった」と言う。
 立命大、実業団で競技を続け12年に引退。社員として庶務業務と秘書をしていたが、恩師から母校監督の就任を打診された。指導経験はなく、今もタイム計測や練習の準備に追われる日々に「想像以上に大変」。同高で指導歴36年の荻野氏は「まだまだ。生徒の心をつかまないといけない、難しい世界」と厳しさを説く。
 都大路に向け、新監督は「選手にとっては環境が少し変わったと思う。最終目標であるこの大会で努力してきた結果が実を結べば」と後輩たちの活躍を願う。