イチョウに大根をつるす修行僧たち(京都府八幡市八幡・円福寺)

イチョウに大根をつるす修行僧たち(京都府八幡市八幡・円福寺)

 京都府八幡市八幡の円福寺で20日、恒例の「大根干し」が行われた。境内の大イチョウの枝が大根で覆われ、寒風を受ける大根の列が年の暮れを感じさせた。


 同寺は臨済宗の修行道場で、少なくとも50年以上前から毎年、托鉢(たくはつ)で譲り受けた大根を干し、たくあんに仕上げているという。今年は八幡や大阪府の枚方、交野、寝屋川の各市を巡り、約1300本の大根が集まったという。
 この日は早朝から修行僧らが境内にある高さ約15メートルのイチョウにはしごで上り、声を掛け合いながら次々と大根を枝につり下げていった。1カ月ほど天日干しをするという。
 同寺は「農家も減っているが、毎年これだけの大根をいただけるのはすごいこと。ありがたいと感じています」と話していた。