迎春準備の品を買い求める人たちでにぎわう終い弘法(21日午前9時56分、京都市南区・東寺)

迎春準備の品を買い求める人たちでにぎわう終い弘法(21日午前9時56分、京都市南区・東寺)

 京都市南区の東寺で21日、一年を締めくくる縁日「終(しま)い弘法」があった。境内には約1200の露店が出され、正月用の食材や縁起物を買い求める人でにぎわった。

 東寺の造営に携わった真言宗の宗祖空海(弘法大師)の亡くなった日にちなみ、毎月21日に「弘法市」が開かれている。

 露店には、お節料理に使う金時にんじんや数の子、黒豆をはじめ、正月飾りのマツやハボタン、来年の干支(えと)「子(ね)」にちなんだ置物などが並んだ。衣類や骨董(こっとう)品もあり、訪れた人たちは足を止めてじっくりと品定めしていた。

 姉と2人で訪れた西京区の女性(76)は「お節料理に入れるレンコンや小芋、漬物などがたくさん買えた。これからお正月に向けて準備をしたい」と笑顔で話していた。