城陽市に初めての飛来が確認されたコウノトリ(23日、京都府城陽市寺田)=城陽環境パートナーシップ会議提供

城陽市に初めての飛来が確認されたコウノトリ(23日、京都府城陽市寺田)=城陽環境パートナーシップ会議提供

 特別天然記念物のコウノトリ1羽が、24日までに京都府城陽市に飛来した。兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷(さと)公園によると、城陽市への飛来確認は初めてで、府内で16自治体目という。


 同市や市民らでつくる「城陽環境パートナーシップ会議」が、飛来したのを発見した。同会議運営委員の中川宗孝さん(67)=同市富野=によると、18日に市民から目撃情報が寄せられ、メンバーが調査。21日、メンバーの1人が同市寺田の文化パルク城陽の東側にある田んぼの中で見つけ、中川さんも22日にほぼ同じ場所で餌をついばむのを確認した。
 22、23日にはメンバーの西尾長太郎さん(69)=同市中=が写真も撮影した。コウノトリの郷公園や福井県によると、飛来したのは足輪の情報から2018年5月に同県越前市の県の飼育施設で生まれ、同年9月に放鳥された雌の「ひかり」という。
 日本鳥学会会員でもある中川さんは飛来を待ち望んでいたといい、「城陽で越冬する可能性もある。繁殖地になってほしい」と願う。