来年の干支など季節に合わせて模様を変えているポチ袋(舞鶴市余部下・市身体障害者福祉センター)

来年の干支など季節に合わせて模様を変えているポチ袋(舞鶴市余部下・市身体障害者福祉センター)

 京都府の舞鶴市身体障害者福祉センター(同市余部下)の利用者が点字用紙から作ったポチ袋が、人気を集めている。凹凸のある独特の風合いや温かい絵柄が特徴で、お年玉袋のニーズが高まる新年に向け、利用者が熱心に作業に取り組んでいる。
 使い終わった点字用紙を紙袋に加工していた、視覚障害のある廣瀬佐代子さん(73)=同市佐波賀=のアイデアで、センターが就労継続支援事業を開始した2013年から取り組んでいる。
 利用者らが点字用紙を型に沿って組み立て、新聞紙のカラー広告やちりめん生地を切り貼りしたり、消しゴムはんこを押したりして季節に合わせた模様を付け、絵柄のデザインも年々工夫を凝らすようになった。口コミで人気も広がり、東京の雑貨店からも注文が寄せられるという。
 特に好評な新年仕様のお年玉袋は作業を始めた10月からこれまでに約400枚を製作。来年の干支(えと)のねずみや梅、羽子板など愛らしいデザインで、廣瀬さんは「一つ一つ異なる柄で心を込めて作っている」と話す。
 同センターや、舞鶴市内のホテルなどでも販売している。