カナダ・トロントに出店した牛カツ「京都勝牛」

カナダ・トロントに出店した牛カツ「京都勝牛」

 牛カツ店「京都勝牛」を展開するゴリップ(京都市下京区)が海外進出を加速させている。昨年はカナダ・トロントへ出店して北米初進出を果たし、2020年は香港やタイへの出店を計画している。訪日外国人の間で牛カツの人気が高まっているとみて海外での売り込みを強化する。

 京都勝牛は、19年11月時点で国内に60店舗、海外ではトロントと韓国、台湾で計17店を展開している。
 農林水産省によると、海外の日本食レストランの数は近年右肩上がりで増えており、17年は約11万8千店。ただ、同社によると、海外では増加する店舗数に比べると提供する和食の種類が少なく、店舗が飽和気味となっている都市部もあるという。
 カナダのトロント店は、トロントの中心街に開店。ちょうちんやのれんを備えた和の空間で客を迎える。京都勝牛の看板メニューの「牛ロースカツ膳」をはじめ、日本と同じくリブロース、ロース、ヒレなどの5種の部位から選べる牛カツを提供する。
 高まる和食人気を追い風に、同社は「牛カツを新たな和食のスタンダードにしたい」と意気込んでいる。