4月イラスト(c)わたせせいぞう/APPLE FARM INC.

4月イラスト(c)わたせせいぞう/APPLE FARM INC.

 大人の男女の恋愛を風景の中に描いた「わたせせいぞうの世界展~ハートカクテルだったあの頃」が4日から、京都市下京区の大丸京都店で開幕。京都をテーマに描き下ろした「暦(こよみ)を巡る冒険~京こよみ」12作品を初公開する。
 京都好きを自認するわたせさんは、33年間毎年のように京都を訪れているという。今回は、四季折々に8回足を運び、8カ月かけて月々の12枚を描きあげたという。
 高台寺周辺の紅白梅(2月)や伏見の酒蔵と菜の花(3月)、紅葉の嵐山(11月)などを背景に「遠距離恋愛中の東のカレと京都のカノジョのストーリーを込めた」とわたせさん。
 作品には、小紋や浴衣などの和装姿も描き込まれている。「陰影がある日本の色を描いた。京都の人に見ていただくのはプレッシャーだが楽しみでもある」と話す。
 同展では新作を含め、1980年代に好評を博した雑誌連載「ハートカクテル」の原画など130点を展示する。13日までの午前10時~午後7時半(最終日は午後4時半まで)。5、11日午後2時から、わたせさんのサイン会もある。入場有料。同店075(211)8111。