三条通に面した古民家の外観

三条通に面した古民家の外観

イベントスペースとして貸し出される築100年の古民家(舞鶴市浜)

イベントスペースとして貸し出される築100年の古民家(舞鶴市浜)

 JR東舞鶴駅近くにある築100年以上の古民家を、地域のにぎわいの一助になればと、所有する医師夫婦がイベントスペースとして貸し出す。第1弾として5月に京都府舞鶴市内の陶芸家の作品を展示する予定で、夫婦は「若い人を中心にまちを歩く人が増えてほしい」としている。
 医師の岸本良博さん(78)と、妻で医師の純子さん(72)=同市浜。古民家は東舞鶴駅近くの三条通沿いにあり、木造2階建て延べ約230平方メートル。所有者が亡くなった際に購入を持ちかけられ、10年ほど前から所有する。
 当初は物置として使っていたが、建物が古く設計士に相談したところ、「使われている木材やガラスは手に入らない」と言われ、2012年にリフォーム。知人に貸し出すなどしていたが、最近はほとんど使っておらず、「このままではもったいない」と、貸し出すことにした。
 初の展示は、国内最大級の総合公募展「日展」に15回入選した陶芸家の高井晴美さん(55)=同市成生=の作品展で受賞作品を中心に展示。その後は、料理教室、ミニコンサートなどのイベントスペースとして貸し出す。
 純子さんは「東舞鶴地域のメイン通りである三条通りのにぎわいにつながり、古い日本家屋の良さも知ってもらえたら」と期待している。