京都中央信用金庫が28日発表した2018年9月中間決算は、純利益が前年同期比1億円増の61億円だった。低金利下で資金利益は減少したものの、取引先企業の業績改善で与信コストが縮小した。

 日銀のマイナス金利政策で金融機関同士の金利競争が激化し、貸出金利回りは0・08ポイント低下の1・28%と引き続き下落。本業のもうけを示す実質業務純益は8億円減の61億円だった。

 一方、企業業績の回復で倒産に備えて積む貸倒引当金の戻し入れ益を計上。経常利益は2億円増の83億円と増益を確保した。内部留保は93億円増の2289億円に拡大した。

 9月末の預金残高は、年金受給口座が伸びた個人に加えて法人も拡大し、前年同月末比1049億円増の4兆6581億円。貸出金残高は、観光客の増加に伴って宿泊施設の建設や小売業などの資金需要が伸び、1156億円増の2兆6331億円となった。

 9月末の自己資本比率は0・01ポイント低下の10・84%。財務の健全性を示す国内基準(4%)は大幅に上回った。