餅つきをするひこにゃん。運営の外部委託で彦根城の活性化はなるか(滋賀県彦根市金亀町・彦根城)

餅つきをするひこにゃん。運営の外部委託で彦根城の活性化はなるか(滋賀県彦根市金亀町・彦根城)

 滋賀県彦根市は、直轄する国宝・彦根城の維持管理を来年度から委託する契約候補業者について公募型プロポーザルを実施し、近畿日本ツーリスト関西(大阪市)に決まったと27日発表した。

 同社が担うのは、彦根城の観覧券売や清掃などの建物管理、観光客の安全な誘導など。彦根城博物館の受け付け業務や市の人気キャラクター・ひこにゃんの運営も含まれる。市の計画では来年度の入城客の目標を90万人としており、自主的な集客イベントも主な役割となる。期間は来年4月から3年間。

 プロポーザルの審査会が25日にあり、同社を含む3者が参加。指定された24項目で提案内容を説明し、合計点の高さで決まった。

 外部委託については、臨時職員の人件費が来年度の法改正に伴って増加する見込みであることや近年の入城者数の伸び悩みから、効率化を目指して市が方針を決めていた。

 同社は、同じく国宝の姫路城(兵庫県)の維持管理を担当している。市文化財課は「民間の視点と専門的なノウハウで彦根城を活性化してもらいたい」としている。