大津地裁

大津地裁

 生コンクリートの調達を巡る恐喝未遂事件で、工事関係者を脅したなどとして、恐喝未遂と威力業務妨害の罪に問われた滋賀県甲賀市の生コン会社役員(57)の判決が27日、大津地裁であった。今井輝幸裁判官は懲役2年(求刑懲役3年)を言い渡した。

 判決によると、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部の幹部らと共謀し、東近江市の建設工事に自社から生コンを供給させようと企て、2017年3~7月、大阪市の商社支店に対し、「大変なことになりますよ」と脅迫した上、工事現場で軽微な因縁を付け、業務を中断させるなどした。

 被告は、故意や共謀はなかったとして無罪を主張していたが、判決は「客観証拠と矛盾し、不合理」などと退けた。