市内をにぎやかに巡行する「初えびす」の一行(2008年1月9日、福知山市京・新町商店街)=福知山商工会議所青年部提供

市内をにぎやかに巡行する「初えびす」の一行(2008年1月9日、福知山市京・新町商店街)=福知山商工会議所青年部提供

 商売繁盛を願って華やかな宝船や宝恵(ほえ)かごが福知山市内を巡行する「初えびす」が2020年、11年ぶりに復活する。毎年1月9日の宵えびすに合わせて行われていた名物行事で、再び街に活気を呼び込もうと、関係者が準備に励んでいる。

 福知山商工会議所の青年部員がふんする七福神を乗せた宝船と、芸舞妓姿の福女(ふくむすめ)が乗った宝恵かごが市内を巡行する。同市中ノの市商工会館からスタートし、市役所や商店街などを練り歩く。御霊公園太鼓保存会による太鼓や獅子舞も披露される。
 1994年に福知山商工会議所青年部が同部の設立10周年を祝って始めたが、商店街から客足が遠のくなどし、2009年を最後に行っていなかった。中断を残念に思っていた青年部会長の岸本道徳さん(42)が、往時のにぎやかな様子を若い世代にも見せたいと、復活を決めた。
 宝船は長さ6・5メートルで、2トントラックを改造した従来のものをそのまま使用する。巡行は午後1時スタート。広小路通りでは午後3時から福男レースも開催する。翌年以降の実施は未定。
 岸本会長は「多くの人に楽しんでもらい、商店街を盛り上げたい」と話している。