アイルランドで開かれる綱引きの世界大会に向けて、練習を重ねる京都消防ろぶすたぁのメンバー(京都市右京区)=市スポーツ協会提供

アイルランドで開かれる綱引きの世界大会に向けて、練習を重ねる京都消防ろぶすたぁのメンバー(京都市右京区)=市スポーツ協会提供

来年2月にアイルランドで開かれる綱引きの世界大会に出場する京都消防ろぶすたぁのメンバー(京都市中京区・市役所)

来年2月にアイルランドで開かれる綱引きの世界大会に出場する京都消防ろぶすたぁのメンバー(京都市中京区・市役所)

 京都市消防局の消防士や救急隊員らでつくる綱引きサークル「京都消防ろぶすたぁ」が、2月にアイルランドで開かれる世界大会に出場する。昨年3月の全日本選手権で初優勝し、世界切符をつかんだメンバーは「厳しい戦いになるが、一つでも多く勝ちたい」と意気込んでいる。

 京都消防ろぶすたぁは1990年の設立で、現在部員は20~50代の57人。勤務の合間をぬって市内の体育館で練習している。もともと堅守が持ち味のチームだったが、数年前に体力のある20~30代が相次いで入部し、常に一定の力で引きながら、徐々に相手を追い詰める攻守一体のスタイルが可能となった。
 全日本選手権では昨年の準優勝が過去最高だったが、今年は予選、決勝トーナメントの全9試合で1セットも落とさない「完全優勝」を果たした。
 世界大会は2010年と12年に軽量級(総体重560キロ)で出場したことがあるが、重量級(同600キロ)は初めて。ウレタン製マットが使われる全日本選手権と異なり、ゴム製マットが使用されるため、約6万円で購入した工業用のベルトコンベヤーを使って練習を重ねている。OB会が費用を出してユニホームも新調した。
 世界大会には強豪の欧州勢や台湾など11カ国がエントリーする。キャプテンで、上京消防署の松田康夫消防士長(34)は「7年前の世界大会では同じ体重と思えないぐらい歯が立たなかった。今回は入念に対策をして、一つでも多く勝ちたい。目標は優勝です」と力強く話す。
 綱引きは1チーム8人が出場し、2セットマッチで行われる。時間制限はなく、相手側チームを自分側に4メートル引き込めば勝利となる。