鏡餅とミカンなどを積み重ねたお鏡飾り(大津市石山寺1丁目・石山寺本堂)

鏡餅とミカンなどを積み重ねたお鏡飾り(大津市石山寺1丁目・石山寺本堂)

 国宝・石山寺本堂(大津市石山寺1丁目)でこのほど、釈迦(しゃか)の骨を納めた「仏塔」を模した形に餅を積み重ねる「お鏡飾り」が行われ、迎春ムードを高めた。


 同寺に古くから伝わる独特の飾り方で、毎年12月30日に飾っている。12月26日に約120キロのもち米をついて鏡餅を準備していた。
 この日は、本尊・如意輪観世音菩薩(ぼさつ)の前の壇に、鏡餅25個とミカン20個をバランスよく積み上げ、串柿やダイダイなどの縁起物を載せ、高さ約45センチのお鏡飾りをこしらえた。
 同寺では来年、天皇陛下の即位を記念し、3月18日~6月30日、4年ぶりに秘仏の本尊を公開する。同寺責任役員の鷲尾龍華(りゅうげ)さん(32)は「今年はご即位もあり、おめでたい年だった。来年もいい年になれば」と話した。お鏡飾りは1月3日まで飾られる。