発売したファーストアルバムを前に三線を弾くにいじゅんさん(福知山市東小谷ケ丘)

発売したファーストアルバムを前に三線を弾くにいじゅんさん(福知山市東小谷ケ丘)

 沖縄民謡を歌う京都市右京区京北の三線奏者、にいじゅんさん(40)=本名・新井純=が、活動18年目で念願のファーストアルバムを発売した。仲間と作り上げた多彩な曲を収録、周囲への感謝を込めた作品に仕上げた。「世代を問わず楽しめるので、多くの人に聞いてほしい」と話す。

 京都市南区出身。高校の修学旅行で訪れた沖縄でバスガイドが歌う沖縄民謡に魅せられた。専門学校卒業後は京都府亀岡市内の福祉施設に就職、職場の仲間らとバンドを結成した。福祉施設や保育所で歌い、ソロでも全国を回ってきた。現在は、京北の木材関係の会社で働きながら精力的に活動。京都府福知山市などで三線教室も開く。
 アルバムの収録曲は10曲。渚ゆう子さんの「京都慕情」や沖縄民謡の定番曲「てぃんさぐぬ花」のほか、舞踊曲「浜千鳥」、平和を願う気持ちと男女の愛を歌った「二見情話」、カチャーシーで使う「豊年音頭」などの楽曲を収めた。
 演奏は、バンドのメンバーや知り合いのミュージシャンによるバイオリン、フルート、ギター、ベースなどの協力も得て曲をアレンジした。タイトルは沖縄方言で「ありがとう」を意味する「ニフェーデービル」をもとに、自身の名前のもじり「ニィフェーデービル‼」とした。
 にいさんは「40歳の節目にアルバムを出すことができた。誰もが親しめる沖縄民謡の魅力を多くの人に知ってほしい」と話している。
 2500円(税別)。自身のレーベル「SMYレコード」で通信販売している