婦人画報の記事を交え、日本画の上村家などの美術工芸品を紹介する特別展(京都市下京区・美術館「えき」KYOTO)

婦人画報の記事を交え、日本画の上村家などの美術工芸品を紹介する特別展(京都市下京区・美術館「えき」KYOTO)

 雑誌「婦人画報」の創刊115周年を記念した特別展「婦人画報と京都 つなぎ、つたえる『人』と『家』」(京都新聞など主催)が2日、京都市下京区の美術館「えき」KYOTOで始まった。同誌が長年取材してきた京都の13家による美術工芸品約90点が記事や写真とともに並ぶ。

 同誌は、衣食住などの知識や教養を届けようと、1905(明治38)年に創刊。国木田独歩が初代編集長を務めた。
 展示のうち日本画の上村家は、美人画の傑作を手掛けた松園の「夕暮」(下絵)などが並ぶ。1942年の特集号で画室に立て掛けられていた作品で、手のポーズを自ら取る松園の姿が記事で紹介されている。
 樂家(らくけ)3代を取り上げた29年の誌面と歴代の茶わん、冷泉家の百人一首かるたや貝合わせ、伊東家による御所人形なども展示している。戦時中も発刊を続けた歴史をひもとくパネル展や過去の表紙約230点を飾る。
 20日まで。午前10時~午後8時。入館料が必要。