久保さんが制作した交通安全の紙芝居(京都市東山区・東山署)

久保さんが制作した交通安全の紙芝居(京都市東山区・東山署)

 京都市東山区の東山署の職員が、児童に交通安全を呼び掛けるオリジナルの紙芝居を作った。親しみやすい「戦隊モノ」のストーリーで、「楽しく学んで、命を守る行動を実践してほしい」と訴えている。
 同署交通総務係の久保美晴さん(22)。伏見区の京都すばる高でパソコンを使ったイラスト作成などを学び、卒業後に府警に就職した。前任地で掲示物に絵を添えたところ好評で、昨年春に東山署に異動後、うわさを耳にした同僚から紙芝居作りを頼まれた。
 紙芝居は戦隊ヒーローを主人公にした「スーパーヒーローまもるんジャー」(全11枚)で、ストーリーや絵は久保さんが一から手掛けた。横断歩道を慌てて渡ろうとするシマウマやサルに、まもるんジャーが目と耳で周囲を確認してから横断する大切さを指導する。作中にクイズを取り入れるなど、子どもたちの印象に残るよう工夫をこらした。
 紙芝居作りに取り掛かる直前の昨年5月、大津市で園児の列に車が突っ込み16人が死傷する事故が発生し、「子どもたちの命を守りたい」との思いを一層強くした。紙芝居は同11月から、東山区内の幼稚園などで披露されている。