京都に伝わる若冲の作品が一堂に見られる会場 (京都市下京区・京都高島屋)

京都に伝わる若冲の作品が一堂に見られる会場 (京都市下京区・京都高島屋)

  江戸絵画を代表する絵師伊藤若冲(1716~1800年)の作品を集めた企画展「没後220年 京都の若冲とゆかりの寺―いのちの輝き―」(京都新聞など主催)がこのほど、京都市下京区の京都高島屋で始まった。
 ゆかりの深い京都の8カ寺に伝わる名品や、若冲の作品収集で知られる細見美術館(左京区)の所蔵品など約50件が並ぶ。
 若冲が青物問屋の主人だった30代半ばに描いた初期の「雪中雄鶏図」や、虫たちを生き生きと描き込んだ「糸瓜(へちま)群虫図」をはじめ、速筆で活写した80代の「鶏図押絵貼屏風(にわとりずおしえばりびょうぶ)」といった代表作を展示。極彩色の「牡丹百合(ぼたんゆり)図」など、寺院に伝わる貴重な作品に加え、弟子の作品も紹介されている。訪れた人は緻密な表現やユーモラスな動物の表情に見入っていた。
 20日まで。午前10時~午後8時(最終日は午後5時)。有料。