旧開智学校校舎の写真や同校舎に残る教育実践資料(京都市下京区・市学校歴史博物館)

旧開智学校校舎の写真や同校舎に残る教育実践資料(京都市下京区・市学校歴史博物館)

 明治から昭和期までの教育の実践資料が多く残ることで知られる長野県松本市の旧開智学校校舎をテーマにした特別展が、京都市下京区の市学校歴史博物館で開かれている。戦時中の指導案など同校舎所蔵の資料約80点を展示している。
 学校歴史博物館は元市立開智小の校舎を活用。同小と旧開智学校が同じ名前をゆかりに交流した記録が残るなど、旧開智学校校舎とはつながりがある。特別展は同館が番組小学校150周年を記念し、同校舎と連携して企画。同校舎では昨年10~12月に京都市の番組小学校に関する資料を紹介した。
 会場には、和洋折衷のデザインが評価され今年国宝に指定された旧開智学校舎の写真をはじめ、児童の観察記録、試験問題と回答などが並ぶ。乳幼児の世話で十分な教育を受けられない子どものために設けられた特別学級の写真や、答辞の作文も展示されている。
 27日まで。入館料が必要(市内の小中学生は土日曜は無料)。水曜休館。11日午後1時から、同館の学芸員ら5人が学校資料の活用を考えるシンポジウムもある。参加の申し込みは同館075(344)1305。