「シャークハンバーガー」の材料となった「ホシザメ」を持つ原さん(京都府宮津市上司・海洋高)

「シャークハンバーガー」の材料となった「ホシザメ」を持つ原さん(京都府宮津市上司・海洋高)

 海洋高(京都府宮津市上司)食品経済コース3年の原美咲さん(17)が低利用魚のホシザメを使った「シャークハンバーガー」で本年度の「シーフード料理コンクール」の「プロを目指す学生部門」で水産庁長官賞を受賞した。最優秀賞に次ぐ賞で、低利用資源を有効活用した点などが評価された。

 同コンクールは魚介藻料理のPRなどを目的に全国漁業協同組合連合会が主催する。2部門あり、学生部門には全国から1498作品の応募があった。
 同高は独特の臭いによって敬遠されているサメの普及にかねてから取り組んでおり、原さんは教諭に勧められてハンバーガーを出品。同級生たちと考えたレシピを基に、ホシザメの臭みを抑えるためレモン果汁を加えるなど改良した。書類選考を通過し、昨年12月7日に東京都内であった実技審査で、ホシザメ1匹を持参してさばいたという。
 パンに同市由良地区で栽培されているオリーブの葉を練り込み、具材のハンバーグに同高の実習船で捕獲したホシザメと栗田湾で取れたトビウオを使うなど地元食材を生かした。あっさりとしたハンバーグとオリーブの実を使ったソースが合うという。
 原さんは「水産業に貢献することが大切だと思っているので、賞をもらえたことは大きい。サメを食べる文化が広がってほしい」と話した。2月22日に同高で行うレストラン(午後2時半~3時半)で販売する。