琵琶湖に向かって一斉放水を行う高島市の消防団員ら。虹が現れ、市民らが歓声を上げた(滋賀県高島市今津町浜分・今津浜水泳場)

琵琶湖に向かって一斉放水を行う高島市の消防団員ら。虹が現れ、市民らが歓声を上げた(滋賀県高島市今津町浜分・今津浜水泳場)

 滋賀県大津市と高島市の消防出初め式が5日、大津市のなぎさ公園や高島市の高島市民会館などであり、消防関係者らが救助訓練や放水を通して、防災への思いを新たにした。 

 大津市では、市消防局や消防団、自主防災会などの約1600人が参加。消防活動に貢献した市民を表彰した後、訓練を開始した。
 浸水害や交通事故を想定した訓練では、昨年6月に県内初導入となった水陸両用の「津波・大規模風水害対策車」が登場し、家屋に取り残された人を救出した。その後、琵琶湖に向かって一斉放水を実施した。会場には、起震車や煙体験などのコーナーも設けられ、家族連れが火災や地震の怖さを学んでいた。

 高島市では、市消防本部や市消防団、陸上、航空両自衛隊の各消防隊から約530人が参加。式典で消防団員らの永年表彰などを行った後、同市今津町浜分の今津浜水泳場に集結し、消防団員らが琵琶湖岸から沖合に向けて一斉放水をした。
 上空には、県の防災ヘリが飛来し、沖合で取水した湖水を散布する消火作業を披露した。