仕事始めで職員らを前に訓示する西脇知事(6日午前10時5分、京都市上京区・京都府庁)

仕事始めで職員らを前に訓示する西脇知事(6日午前10時5分、京都市上京区・京都府庁)

 京都と滋賀の官公庁は6日、仕事始めを迎え2020年の業務が本格的にスタートした。京都府や京都市、滋賀県では知事や市長が職員らに訓示した。

 京都市上京区の府庁では、約3千人の職員や府議らを前に、西脇隆俊知事が年頭あいさつに立った。西脇知事は、ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんの言葉「失敗しないと成功しない」を示し「複雑多様化する社会で課題解決は容易ではない。多くの壁があるが、失敗を恐れず果敢に挑戦してほしい」と激励。「新総合計画も本格スタートする。子(ね)年の今年を、新しい京都を築く新たなスタートとしたい」と述べた。

 中京区の市役所では、幹部職員約200人が観世流能楽師の片山九郎右衛門さんら3人と一緒に演目「高砂」を謡った後、門川大作市長が年頭訓示を行った。少子化問題の解決や攻めの都市経営の必要性を説いた上で、「今年はねずみ年。賢くスピード感を持って行動する年にしよう」と呼び掛けた。

 大津市の滋賀県庁では、三日月大造知事が職員約400人を前に「政治、経済は激動の年になるのではないか。チェンジ、チャンス、チャレンジをキーワードにワンチームになろう」と呼び掛けた。職員による恒例の決意表明は式典の簡素化のため取りやめた。