子どもたちから浄財を受け取り、笑顔で握手する森川座主(1日午前9時15分、大津市坂本4丁目)

子どもたちから浄財を受け取り、笑顔で握手する森川座主(1日午前9時15分、大津市坂本4丁目)

 師走を迎えた1日、天台宗の全国一斉托鉢(たくはつ)が行われた。大津市坂本では森川宏映天台座主(93)や比叡山延暦寺の僧侶が家々を回り、戸口で待ち受けていた人たちから募金を受け取った。

 飢餓や貧困に苦しむ人たちに役立ててもらおうと、天台宗の「一隅を照らす運動総本部」が呼びかけた。月内に全国約50カ所で托鉢や街頭募金が行われる予定で、この日は坂本や京都市の四条河原町付近など22カ所で実施された。

 午前9時、森川座主を先頭に延暦寺僧侶や天台宗務庁職員ら約100人が大津市坂本6丁目の生源寺を出発、般若心経を唱えながら商店や民家が立ち並ぶ通りを行脚した。子どもたちが募金を包んだ封筒を手に待っている家もあり、受け取った森川座主と笑顔で握手を交わした。