特別開扉される閻魔大王像。小野篁が創建した宮城県岩沼市の神社から初奉納された稲わらが供えられた(京都市東山区・六道珍皇寺)

特別開扉される閻魔大王像。小野篁が創建した宮城県岩沼市の神社から初奉納された稲わらが供えられた(京都市東山区・六道珍皇寺)

 京都市東山区の六道珍皇寺で、11日から「初えんま詣(もうで)」が始まる。13日までの3日間と16日は、通常は閉ざされている閻魔(えんま)堂が特別開扉され、閻魔大王像や冥土通いの伝説がある小野篁(たかむら)像を間近で拝むことができる。

 毎月16日は閻魔大王の縁日。年始に閻魔像に参拝し、日々を正しく過ごす誓いをたててもらおうと2年前から初えんま詣を催している。また、境内では高さ約2・3メートルの「大石地蔵尊」の光背と錫杖(しゃくじょう)が信者の寄進によって昨年末に約150年ぶりに新調され、真新しい輝きを放っている。
 地蔵菩薩(ぼさつ)は閻魔大王の化身とされることから、坂井田良宏住職は「閻魔像に五戒を守る誓いをたて、地蔵菩薩に息災を願うという一対の行為。新しくなった光背と錫杖で参拝者を迎えられてよかった」と話す。
 午前9時~午後4時。拝観料が必要。