京都府庁

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 京都府は10日、児童相談業務で知り合った府内在住の女子高生につきまとい、生徒を精神的に不安定にさせたとして、児童相談の業務を担う出先機関に勤務していた男性課長補佐(59)=肩書は当時=を停職6月の懲戒処分としたと発表した。処分は昨年12月27日付で、課長補佐は同日退職した。
 府人事課によると、課長補佐は昨年6~8月、業務として生徒の相談を受けた。相談などで知った情報を基に9月中旬、生徒の立ち寄り先で待ち伏せて会い、無料通話アプリLINE(ライン)で私的なやりとりを始めた。10月中旬までに3回偶然を装って会い、つきまとう行為をした。
 12月2日、被害生徒の弁護士が、課長補佐宛てで損害賠償を求める通知を職場に送付し発覚。府の調査に対し課長補佐は「生徒に好意を持っていた」と答えたという。直属の上司2人を訓告、健康福祉部長ら3人もけん責処分とした。
 府は児童相談業務を行う職場向けのマニュアルで、私的なやりとりはしないと定めている。府人事課は「児童を守る立場の職員の行為で、大変申し訳ない。改めて公務員としての自覚を徹底していく」としている。