女子駅伝、最近10年間の上位チーム

女子駅伝、最近10年間の上位チーム

 12日に行われる第38回全国女子駅伝は京都、東京、兵庫を軸にした優勝争いが予想される。3チームを追う長野や長崎、千葉、神奈川をはじめ、岡山、群馬、静岡、宮城、大阪などの力は伯仲しており、入賞争いは激戦になりそうだ。

 3年ぶりの優勝を目指す京都は、各世代に力のある選手がそろい総合力が高い。調整も順調で、一山麻緒や安藤友香らワコール勢が主要区間を固めて力のある中高生が伸び伸びと走り、中盤区間で先頭に立ってリードを広げたい。
 東京はアンカー予定の新谷仁美(東京陸協)で逆転を狙う。9区で4度区間賞を獲得している新谷は好調。序盤から上位発進し、トップから好位置で新谷につなげられれば、初の栄冠が近づく。
 2年ぶりの頂点を目指す兵庫は、世界選手権代表の田中希実(豊田自動織機TC)らスピードランナーがそろう。高校生のレベルが高く、最終区までに先頭に立てるか。
 長野は実業団と大学生、高校生に力のある選手が並び、上位入賞を目指す。長崎は広中璃梨佳(日本郵政グループ)で流れをつかみ躍進を狙う。千葉は加世田梨花(名城大)ら大学生と高校生に地力がある。神奈川はパナソニックのエース堀優花と大学生を中心に4年連続入賞を視野に入れる。
 岡山は天満屋勢と全国高校駅伝4位の興譲館高勢の安定感が光る。群馬は筒井咲帆(乙訓高出)らヤマダ電機と高校生に力がある。静岡は中学生が強力で、宮城は全国高校駅伝優勝の仙台育英高勢に勢いがあり、入賞すれば21年ぶり。
 大阪は東京五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)の走りに注目だ。前回優勝の愛知、全国高校駅伝2位の神村学園高勢が名を連ねる鹿児島、同3位の筑紫女学園高勢がいる福岡も入賞をうかがう。滋賀はチームワークを武器に前回35位からの躍進を狙う。