「サンガスタジアム京セラ」(京都府立京都スタジアム)の完成を祝い、くす玉を割る関係者(11日午前10時30分、京都府亀岡市追分町)

「サンガスタジアム京セラ」(京都府立京都スタジアム)の完成を祝い、くす玉を割る関係者(11日午前10時30分、京都府亀岡市追分町)

 京都府が建設していた府内最大の球技専用場「サンガスタジアム京セラ」(府立京都スタジアム)の竣工(しゅんこう)式が11日、亀岡市追分町の現地で行われた。府が建設を表明してから28年目で、ようやく完成した施設に、関係者が悲願達成を祝った。

 スタジアムは主にJリーグ2部(J2)京都サンガFCの試合で使用される。JR山陰線亀岡駅の北側にあり、地上4階建て(高さ27・6メートル、延べ床面積3万5千平方メートル)に2万1600席を確保。全席が屋根に覆われ、客席からピッチまでの距離は最短7・5メートルで、臨場感ある観戦が楽しめる。総事業費は176億円(うち20億円は亀岡市の用地取得費)。

 運営は、スポーツ施設経営のビバ(京都市上京区)とサンガの特定目的会社が担う。京セラ(伏見区)が20億円(20年間)で命名権を取得した。

 スタジアム計画について府が府内での建設を表明したのは1992年。その後、建設地は二転三転し、2012年、公募により京都市に隣接した亀岡市に決定した。ファンが待ち望んだ完成に、式典で西脇隆俊府知事は「見る人とプレーする人が一体となれる。京都サンガにはファンと一体となって、今年はJ1昇格を果たしてほしい」と期待した。

 同日午後には、スタジアム内に、亀岡市ゆかりの戦国武将明智光秀をPRする「麒麟(きりん)がくる 京都大河ドラマ館」もオープン。スタジアムの本格開業は2月9日で、サンガとJ1セレッソ大阪のプレシーズンマッチ(練習試合)がこけら落としとなる。