年が明けた1日の夕方、妙にひんやりと寝心地が良い実家の自分の部屋(だった部屋)のベッドでまどろみながらスマホをいじっていると、あるニュースが目に止まった。

 ニュースというか、それはなにげないひとつのツイートだったのだけど、その投稿には京都にあるタンタンショップが今月19日をもって閉店してしまう、ということが書いてあった。

 胸の下の方からぞわぞわとした気持ちが徐々に広がってくるような気持ちになった。なんとなく、いつか、そう遠くない未来にそうなってしまうことはぼんやりと分かっていたつもりだったけれど、いざその瞬間になると、どうにも悲しくてやりきれない思いでいっぱいになった。

 何度も自分へのプレゼントを買ったし、誕生日や送別会でタンタンショップのものを貰うことも多かった。アンプの上に飾っているロケットと宇宙服を着たタンタンとスノーウィのフィギュアもそうだ。その急なお別れに、自分がもうその町にいないことが余計に寂しく感じられてしまう。

 今月はタンタンのこと、作者のエルジェのこと、もうすぐ会えなくなってしまうタンタンショップのことについて書こうと思う。