京都市役所

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     京都市消防局は2019年の災害統計(速報値)をまとめた。火災件数は減少したが、京都アニメーション第1スタジオの放火殺人事件の影響で死者数は前年より29人増の41人となり、統計を取り始めた1948年以降で最も多くなった。救急出動の件数も過去最多を更新した。

 火災件数は215件で同15件減。死者のうち、高齢者や障害者は6人だった。出火原因別では、たばこが31件(前年比5件増)で最も多く、こんろの28件(同14件増)が続いた。スマートフォンやタブレット端末に使われているリチウム電池が過去最多の9件(同6件増)と初めて上位となり、市消防局が適切な使用を呼び掛けている。

 救急出動件数は前年比49件増の9万469件と、11年連続で過去最多を更新。1日平均247件、約5分49秒に1回出動している計算となる。急病が7割近くを占めた。高齢化が影響しているとみられ、市消防局は「適切に搬送できるよう医療・福祉団体と連携し、対策を検討したい」としている。