鮮やかな機械捺染の図案が並ぶ展示会場(福知山市内記・丹波生活衣館)

鮮やかな機械捺染の図案が並ぶ展示会場(福知山市内記・丹波生活衣館)

 昭和期に盛んになった染色技術「機械捺染」を紹介する「うつる染-機械捺染の技術と図案」が、福知山市内記の丹波生活衣館で催されている。
 佐藤太清記念美術館と京都工芸繊維大が主催した。丹波生活衣館によると、機械捺染は図案が彫刻された銅ロールなどで染め上げる技法。日本では明治後期に導入され、普及したことにより、庶民も手軽に華やかな柄の着物が楽しめるようになったという。
 展示では、京都ゆかりの機械捺染の図案家寺田哲朗氏(1908~2000年)による、キクやツバキが描かれた鮮やかな着物の図案下絵など約60点が並ぶ。図案のトレース紙や生地見本、実際に使われていた銅ロールも展示している。
 31日まで。午前9時~午後5時。火曜休館。19日には京都工芸繊維大の大学院生によるギャラリートーク、26日には同大学教授らによるフォーラムも開かれる。いずれも無料。