昨年末のプレオープンでは、宿題などを終えた後、児童がおにぎりをほおばった(大津市長等2丁目・野洲のおっさんこども食堂)

昨年末のプレオープンでは、宿題などを終えた後、児童がおにぎりをほおばった(大津市長等2丁目・野洲のおっさんこども食堂)

 湖国の民間企業と滋賀県警が協力して運営する子ども食堂「野洲のおっさんこども食堂」が16日、滋賀県大津市長等2丁目にオープンする。警察が子ども食堂に関わるのは県内初めてで、食や居場所を提供するだけでなく、虐待や非行の早期発見にもつなげる。
 県警と協力して児童虐待防止に取り組むコンテンツ開発会社「まちおこし」(守山市)と自動車販売会社「滋賀トヨペット」(大津市)が、長等商店街にある飲食店「野洲のおっさんおにぎり食堂」の2階に開設する。自主学習ができるほか、外国籍の子ども向けに日本語を教える。夕食にはおにぎりを提供する。
 両社は昨年10月から1階の飲食店を営業しており、その収益を元に運営する。県警は虐待や非行などが疑われるケースがあれば相談に乗るほか、児童の世話や学習支援に当たる学生ボランティアを派遣する。
 無料。月、木、金曜の午後4時半~6時に開く。長等小の児童が対象だが、日本語を学びたい児童は校区外からでも利用できる。