八百長の疑いがあるレースが行われたびわこボートレース場入り口の貼り紙(大津市茶が崎)

八百長の疑いがあるレースが行われたびわこボートレース場入り口の貼り紙(大津市茶が崎)

琵琶湖の一角に造られたびわこボートレース場(2010年)

琵琶湖の一角に造られたびわこボートレース場(2010年)

 昨年夏のボートレースの順位を操作した見返りに現金を受け取ったとして元レーサーが名古屋地検特捜部に逮捕された事件で、会場だった大津市茶が崎の県営「びわこボートレース場」でこのほど、逮捕後初のレースがあり、来場者から憤りや不信の声が上がった。

 一般財団法人「日本モーターボート競走会」は開催に当たり、入り口に「ファンの皆様の信頼を裏切る重大事案。公正安全の確保に努める」と貼り紙を出した。
 疑惑が持たれている昨年7月2日のレースを観戦したという京都市伏見区の男性(70)は「動画を見返すと、元選手が不自然に他の選手に抜かせているようにも見えた」と話し、大津市の男性(87)は「小遣いをはたいて一生懸命予想している。二度とないよう選手らは襟を正してほしい」と語った。
 事件では、元レーサーが隠し持っていたスマートフォンを使い、ともに逮捕された親族の男と連絡を取り合っていたといい、同競走会琵琶湖支部は今開催から再発防止策として、選手の私物検査をより入念に行うなどしているという。