返礼品の京野菜が好評の亀岡市ふるさと納税。本年度の収入が10億円を突破した=市提供

返礼品の京野菜が好評の亀岡市ふるさと納税。本年度の収入が10億円を突破した=市提供

 京都府亀岡市の本年度のふるさと納税収入が、昨年末で10億円を突破した。以前から好評だった返礼品の京野菜セットに加え、丹波産キヌヒカリや亀岡牛が全国から高い評価を受けたことも追い風となり、年末5日間だけで約2億円の寄付が集まった。


 市のふるさと納税は2008年度~14年度まで300万円程度で推移していたが、返礼品を強化した15年度は約2千万円に伸長。市内店舗に商品開発を呼び掛け、現在では約550品目を提供する。
 結果、昨年度は6億円に増収し、本年度は昨年12月26日段階で8億円に上った。来年度の住民税控除につながる締め切りの年末にはさらに寄付が集中し、31日現在で、2万3千人から計10億円余が寄せられた。
 人気を集めた背景には、農産品が高評価を受けたことがある。丹波2市1町で栽培される「丹波産キヌヒカリ」は3年連続で最高評価の「特A」を受け、大嘗祭(だいじょうさい)にも奉納された。亀岡牛は昨年の品評会で近江牛や松阪牛といった有名ブランドを抑えて最優秀賞に輝いた。ふるさと納税専用サイトには、これらの情報が掲載されている。
 市ふるさと創生課は「財源確保に加え、農家や商業者の振興にもつながる。今後も魅力的な返礼品を提供したい」とする。