SNSbなどに起因する性犯罪などの被害児童数

SNSbなどに起因する性犯罪などの被害児童数

アンケートの結果

アンケートの結果

 インターネットを通じて性犯罪被害に遭う子どもが増えている。被害の予防やネット時代の性教育を考えるため京都新聞社は昨年12月、子どもの性と会員制交流サイト(SNS)などの問題について意見や保護者からの悩みを双方向型報道「読者に応える」の友だち登録者などを対象にアンケートした。SNSなどの利用に大人の目が行き届かないことへの不安や氾濫するゆがんだ性情報との向き合い方に戸惑う声が目立った。

 アンケートは子どもの性とネットに関する悩みを5項目から選択する1問(複数回答可)と、意見や疑問を記述する1問。京都府内を中心に345件の回答が寄せられ、内訳は64%が保護者、2%が教員、34%がその他だった。

 選択で最も多かったのは「子どもがSNSなどを利用するのを制限・把握するのが難しい」で273件(68・7%)。「アダルトサイトの広告などで子どもが過激な画像・映像を目にする機会が多い」208件(60・3%)、「ネットの性情報とどう向き合うべきかを、子どもに教えるのが難しい」197(57・1%)、「子どもがネットで性トラブルに巻き込まれた時にどうすればよいか分からない」173件(50・1%)と続いた。その他は39件だった。

 記述は130件の回答があった。「ネットの法規制をしてほしい」(中1女子生徒らの母親)「過激な性情報に触れなくて済むよう子ども専用の端末を作るべき」(年長女児と小4女児の母親)など規制を求める声がある一方、「臭いものにふたをするのではなく、性情報との向き合い方を教える方が大切」という意見も複数あった。

 性教育に携わっているという回答者は「大人が十分な性教育を受けていない」と指摘。50代教員は「幼児期から年齢に応じた性教育が必要」と記していた。