オフィスとしての活用を記念して一般公開される「旧本野精吾邸」(京都市北区等持院北町)

オフィスとしての活用を記念して一般公開される「旧本野精吾邸」(京都市北区等持院北町)

 国内最初期のモダニズム建築「旧本野精吾邸」(京都市北区等持院北町)が、19日午前10時から一般公開される。主催する住宅遺産トラスト関西(兵庫県西宮市)メンバーらによるギャラリートークもあり、近代建築の魅力や活用についても考える。

 本野は戦前の建築家で現京都工芸繊維大の教授も務め、自らの設計で1924(大正13)年に自邸を完成させた。旧本野邸は、むき出しのコンクリートブロックが用いられる一方、日本の風土や気候に合わせて窓や建物の上部に軒や庇(ひさし)も設けられ、欧州と異なるモダニズム建築の特徴を示す。
 一般公開は、建築設計事務所がオフィスとして昨年4月から活用を始めたのを記念して行う。19日午後2時からは、活用を仲介した住宅遺産トラスト関西の理事で、京都工芸繊維大の笠原一人助教が建物について解説し、近代建築の継承と活用について関係者と語り合う。
 旧本野邸の修復費用に充てるため、入場料千円(学生500円)が必要。事前申し込み不要。問い合わせはLHD@hhtkansai.jp