宮津市水道使用料金等審議会の今井会長(左)から答申を受け取る城﨑市長=京都府宮津市柳縄手・市役所

宮津市水道使用料金等審議会の今井会長(左)から答申を受け取る城﨑市長=京都府宮津市柳縄手・市役所

 京都府宮津市水道使用料金等審議会(今井一雄会長)はこのほど、水道料金について「現在の水道事業の経営状況を踏まえ、見直しはやむを得ない」とする答申を城﨑雅文市長に提出した。答申を受け、市は料金改定の条例案を提案する方針。水道料金値上げは2011年10月以来。

 答申では付帯意見としておおむね5年ごとに水道料金の見直しを審議するように求めた。同市の水道事業は人口減少に伴う収入減が続く中、老朽化施設の更新などを抱える。昨年7月、市は「市水道事業ビジョン」を策定し、68年度までに年間平均約4億円の更新費が必要となる見通しを記した。
 同審議会は8月に諮問を受け、12月まで5回にわたって議論してきた。その中で市は水道料金を改定しない場合、29年度までに累積赤字が13億3500万円になると算出し、黒字化には20年度に平均33%の引き上げが必要と試算した。基本料金を33%、従量料金を34・35%引き上げると仮定すると、一般的な4人家族の使用量(20立方メートル)で月額851円の値上げになると示していた。