蛇綱に頭をかんでもらう子ども(宮津市今福)

蛇綱に頭をかんでもらう子ども(宮津市今福)

 わらで編んだヘビに頭をかんでもらう伝統行事「蛇綱(じゃづな)」が19日、京都府宮津市今福地区で営まれた。長さ約6メートル、重さ約50キロの蛇綱が地区内を練り、住民らは頭を差し出して無病息災を願った。
 ほら貝が鳴る中、蛇綱は約30軒を回り、大きな口で住民らの頭を次々と挟んだあと、荒木神社のイチョウの幹に巻き付けられた。昨年11月に次女を出産した女性(33)は「健康で丈夫に育って」と願っていた。
 今福地区の蛇綱は江戸時代、疫病を鎮めるために始まったとされる。戦時中に途絶えたが、高齢者でつくる「今福福寿会」が約40年前に復活させた。毎年この日に行い、前日に住民が蛇綱を手作りする。